横浜・千葉エリアでの記念写真撮影、証明写真撮影、ロケーションフォト(屋外撮影)渡邉写真社

社員紹介・インタビュー

写真で笑顔にする成幸請負職人を目指して

渡邉 真人(2013年就任)
代表取締役社長
お父様から継承した事業にかける想いや地域社会との関わり方を社長の渡邉さんが熱く語られています。ぜひご覧ください。
写真館を始めたきっかけは?
実は3代目でして、祖父の代でコマーシャルフォトを始めたのが創業時の事業でした。その当時としては、とても先進的な取り組みをしていたことがウケて、大手企業を多数クライアントとして抱えていたそうです。それが町の写真館となり、父の代からは百貨店の写真館として事業を営んでいます。
ずっとカメラマンになりたかったのですか?
実はそうではなくて、1番最初は小学校4年生の時に近所にいた先輩から影響を受けてプログラマになりたいと思っていました。小学校6年生のときには自分でゲームを作ったりしていました。カメラマンになったキッカケは、家業である渡邉写真社に入社してからですね。子供の頃から父親が撮影している姿は見てきましたので自然に入ることができましたが、自分では撮影技術があったわけではないので、本当に小僧からはじめまして。働いたことすらなかったので、当時はカメラ機材や撮影だけでなく働くこと自体に新鮮さを感じしていました。
経営者になって変わったことはありますか?
入社してからもしばらくは、自分のやりたいことばかりやっていたのですが、母が10年前に癌になったことを1つの契機として、人との関わり方に興味を持つようになりました。その後、横浜そごう写真館の店長になってからは、より一層会社のことを真剣に考えるようになりましたね。
どんな時に仕事の喜びを感じますか?
そうですね。まず、現場の仕事をしていた時のことを申し上げますと、実は、お客様に写真をお渡しするタイミングは受付の方にお任せしているので見ることができないのですが、撮影の現場での様々な喜びがあります。お客様の表情の変化であったり、感情の機微に触れることが本当に楽しかったです。

経営者になってから思うことは、父は優秀な職人で、ある種の天才ではありましたが、経営センスが悪い人だったなと(笑)。そのお陰で経営的には苦労しましたが、社員のみんなが頑張ってくれて、なんとか乗り越えることができました。業種を問わず、経営者はやはり人のことで悩むことが多いと思うんです。自分がわがままで好き勝手やっていたということを思い知らされたこともありましたし、怒りや悲しみや色々な感情が同時に押し寄せた思い出もあります。でもそれが自分の経営者として目が覚めるきっかけになったと今では思っていますし、紆余曲折を経て、今でもついてきてくれている社員のみんなには本当に感謝しています。
社員のみなさんとはどのように接していますか?
やはり、その人1人1人をきちんと理解しようとを努力をしています。そのためにしっかり時間をとって全社員と個別に向き合うための面談を行うようにしています。その成果として、これまでこちらから話しかけないとコミニケーションを取れなかった社員が、向こうから話しかけてくれるようになってきて、社内の雰囲気がより良くなっていると感じています。また、将来の方向性やビジョンが見えないという声があったことをキッカケとして、しばらく自分探しの旅に出まして、会社のビジョンを改めて私なりに言語化させていただきました。

また、これは業界の傾向としてのお話ですが、カメラマンという職業は、それ1本で食べれない人が多いのです。言い方は悪いのですが、そういった方を安く買い叩く経営者がいるということをちらほら聞くことがあり、私はそういう方には業界から退場してほしいと思っています。

渡邉写真社の社員には、一言で言うと幸せになってほしいと思っています。渡邉写真社でしかできないことってあると思うのです。ここで仕事をすることで自分が成長できて、経営理念と自分の理想像がオーバーラップできる部分を見つけてもらいたいと思っています。

誰も1人ではなく、仲間がいて、その関係性の中で色々なチャレンジができるようにしているので、その環境をうまく活用してもらいたいと思っています。想いがあっても1人ではできないことはたくさんあると思います。これから入社される方には、同じ方向を向いてビジョンを共に実現できる人であって欲しいと思っています。

それにプライベートで家族といる時間は充実させて欲しいと思っています。当社ではまとまった休みが取れるので長期休暇で旅行に行く人がとても多く、そのおみやげ話が社内のコミュニケーションを円滑にしていたりもしますね。